あまくちかれい ’s blog

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七回目

ヤクルト畠山和洋選手 引退 

2019年9月10日8時0分 日刊スポーツ

{ヤクルトは9日、館山昌平投手(38)と畠山和洋内野手(36)の今季限りでの現役引退を発表した。13日に、都内で引退会見を行う。}

私はヤクルトスワローズのファンである。

私が野球をちゃんと見始めたのが、2015年。神宮球場東都大学野球を見たのがきっかけであった。学生野球といっても、投手の投げる球はゆうに140キロを超える。平日ということもあり、バックネットのいわゆるSS席に座り、間近で球の速さを見、そしてそれを打ち返す打者のスイングを見、その迫力に驚いた。(私は小学校時代に野球をやっていたのでルールは大体知っている。)

野球をもっと見たい。プロの野球も見たいと思った。

後日、プロ野球を見に行った。ヤクルト対巨人。これも神宮である。バックネットの2階で見ていた。そこで4番で出てきたのが、畠山。登場曲は、湘南乃風の「黄金魂」。スクリーンに映る畠山のゴツイ顔。曲に合わせるファンの合いの手。そして悠然とバッターボックスに立つ畠山。脚を大きく広げて低く構える独特のフォーム。重量級の体から繰り出すスイングが球をとらえた。白球は大きな放物線を描き、レフトスタンドへ吸い込まていった。

私がヤクルトファンになった瞬間である。

畠山の魅力は、その存在感だと思う。彼が打席に立つと、まずそのフォームから目が離せない。そのスイングを見たくてたまらない。彼がホームランを打つと、なんだかとても良いものを見た気持ちになる。

2015年ヤクルトは、14年ぶりにセリーグ優勝。畠山は打点王。山田が本塁打王で川端が首位打者を獲得した。当時の実況は真中監督自慢のクリーンナップとよく言っていた。

畠山の引退は非常に残念である。彼のホームランをもう一度、できれば球場で見たかった。

彼がホームランを放った2015年の日本シリーズ第3戦の録画はいまだにHDDレコーダーに残してあり、山田の3打席連続ホームランと共に見返すことがある。

スワローズは、2016年は5位、2017年は6位、2018年は小川監督が再登板し2位。2019年は序盤首位に立ち、今年は優勝か!?と期待したが、9/11現在6位。プロの世界は甘くないですね。

畠山選手お疲れ様。そしてありがとう。

私はこれからもヤクルトスワローズのファンである。